今話題のスポット派遣を検証します。
一般的に、「派遣」というと、事務職やSEなどのIT企業への派遣、日雇い労働に多い力仕事などが挙げられますが、最近は、「コンパニオン派遣」というコンパニオン専門の派遣会社も増えてきました。コンパニオン派遣には、「キャンペーンコンパニオン」、「イベントコンパニオン」、「パーティーコンパニオン」などがあります。
「キャンペーンコンパニオン」は、ショッピングモールや家電量販店などで、商品の説明やサンプルを配布する仕事です。販売促進活動になるため、あらかじめ、商品の知識と、接客対応の勉強が必要になります。
「イベントコンパニオン」は、何らかのイベントや展示会などで、アシスタントを務めたり、モデルとしてステージに立ったり、司会(MC)をしたりする人のことです。以前は、コンパニオンというと、女子大生が多かったのですが、最近は、年齢層が30歳前後まで広がるようになりました。また、司会業を行う人はベテランではないと困るため、40歳以降でも登録することができます。そして、大きなイベントでは、外国のお客さまも見えるため、語学力が必要になります。さまざまが言葉を話せる人は、通訳としても活躍できる場となっています。
それから、「パーティーコンパニオン」は、ホステスのような水商売的な要素を含んでいることがあります。主に、宴会などのお酒の席に呼ばれることが多いため、セクハラ被害に遭うこともあります。しかし、大きなホテルでの祝賀会では、ホテルマナーなどを身に付けられたり、豪華な食事を食したり、セレブと呼ばれる人たちに会えたり、という利点もあります。
コンパニオン派遣を依頼するのは、主に、商品を宣伝する広告代理店などです。コンパニオン派遣専門会社に依頼が入り、派遣登録している人の中からオーディションをして選びます。コンパニオン派遣を行っている会社のほとんどは、芸能事務所と関連しているところが多く、イベントコンパニオンを経て、タレントとして活躍するようになる人も増えています。ある意味、イベントコンパニオンが芸能界へのステップとなる、とも言えるのです。芸能プロダクションのオーディションは難しいため、コンパニオン派遣会社に派遣登録をすることから、芸能界への道を歩み始める人も居るようです。
多くのコンパニオン派遣会社では、研修があります。研修ではナレーターとしての仕事なら発声練習、モデルとしての仕事なら立ち姿など、それぞれトレーニングします。また、多くの人に観られたり会ったりすることが多い仕事なので、最低限のマナー(接客対応)は身に付けておきます。それから各イベントなどのオーディションを受けることになります。オーディションに受かると、初めて仕事として依頼されることになります。
他にも、派遣の仕事探しに必要な、「派遣ネット」や「タウンワーク」、「派遣ジョブ」などのサイトにも、イベントコンパニオンの求人情報が掲載されていることがあります。